今と昔とでは、1 年を通しての気温がだいぶ違います。そして、地球温暖化の影響で違えなく暑くなっているのに、袷せと単衣と夏物を着る時期のルールは昔のままだなんて・・・ルールにとらわれる事なく、自分らしく、地球にも優しい着こなしを楽しめるのが、そう!「小千谷ちぢみ」なのです。この機会にぜひご体験くださいませ。

日本工芸会 正会員 小千谷の縮屋六代目 樋口隆司先生

「その日の気温に合わせて着たい着物を着ようじゃないか! 」

◇昭和23年 雪国小千谷生まれ。成蹊大学工学部卒。

◇小千谷の縮屋六代目。自然の美しさを織物で表現することをライフワークとし、ロマン溢れる感性と緻密な計算から生まれる作品は、独自の“おしゃれな世界”を創り上げている。

◇平成2年 第37回日本伝統工芸展に初入選。

◇平成3年 全日本新人染織展にて大賞を受賞。

◇平成16年 第51回日本伝統工芸展にて4回目の入選。日本工芸会正会員に認定される。

 (注:きもの染織作家はこの資格を得ることを生涯の目標としている)

◇平成16年の秋、新潟県中越地震で計り知れない被害を受けた小千谷地域。

「小千谷の織物が先陣を切って復興に道筋をつけ、

途方に暮れている地元の人たちに勇気と自信を与えたい。」当時組合の理事長だった樋口先生が自ら先頭に立ち、街の建て直しに真っ向から取り組む感動的な姿は、テレビや新聞など多くのマスコミに報道された。

◇平成27年 産業功労者 経済産業大臣賞受賞。第10回新潟県伝統工芸展 正会員の部 優賞。

◇平成29年 話題のエキシビション「KIMONO ROBOTO」に依頼され小千谷縮を出品。

◇平成30年 第65回日本伝統工芸展にて12回目の入選を果たす

樋口隆司 小千谷ちぢみ 湯揉み絹縮み シボ 温暖化 着物

今回の展示品

◇湯揉み絹縮み 【 着用時期 ちょっと暑い春~夏~残暑厳しい秋 】

◇小千谷縮 【 着用時期 真夏のように暑い 6 月くらい~秋の風を感じられない 9 月初旬 】

◇麻九寸名古屋帯

【 着用時期 6 月頃~ 9 月頃 】

春の単衣と 秋の単衣 色柄でコーディネートすると、とても素敵ですよ!

会期中は樋口先生の作品の他に

名古屋帯、半巾帯、麻襦袢を取り揃える予定です。

最終更新日:2020年02月07日

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