現在の日本の絞り染めの産地は京都と名古屋。
京都は「京鹿の子絞り」、名古屋は「有松・鳴海絞り」が有名です。なんと100種類もの絞りの技法があり、実際に現在絞れるのは40種類ほどとか。これは江戸時代から伝わる職人さんによる技術の賜物ですね。
※こちらのホームページに掲載した浮世絵は、「絞り染め安藤宏子(工房・遊草庵発行」から引用させていただきました。
ご挨拶
皆様こんにちは。いつもありがとうございます。
今回の発表会「絞り染めの世界」は、私 店長の近藤がかねてから熱望していた催しです。絞りがお好きな方はもちろん、今まで絞りのきものをじっつくりとご覧になった事がない方々にも、ぜひご来店いただきたいと思います。この機会に絞り染めファンがたくさん出来たら嬉しいです。
絞りの名門「藤娘 きぬたや」さんについて
創業者から受け継ぐ『誰も創ることが出来ない絞り・誰も創ろうとしない絞り』をコンセプトに美の極限に挑戦し究極の絞りを追求し続ける“藤娘きぬたや”。
複雑かつ繊細な絞りの技術に「藤娘五彩」を基とする手挿し染めによる染色を加えることで日々新しい藤娘作品が生み出されています。ニューヨークのメトロポリタン美術館には制作に5年費やした総絞り振袖『宴─うたげ』が技術を極めた美術品として永久保存され、最近では福原愛さんが結婚会見でお召しになったことも大きな話題となりました。
<出品絞り作品>
振袖・訪問着・着尺・袋帯・名古屋帯
精緻な技を極めた藤娘きぬたやの絞り作品いろいろ。見て、触れて、纏って絞りの魅力をたっぷりご体感ください。日本が世界に誇る伝統文化・技術を学ぶ絶好のチャンスです。
絞りの着物に合わせたい帯 「織匠 万勝」
今回、きぬたやさんの絞り着物にとても素敵にコーディネートできる、「織匠 万勝」さんの帯をご用意します。“見て楽しむ、着て楽しむ”をモットーにものづくりをされている万勝さんの前田章社長がしっかり応援していただけるとのこと。どうぞご期待ください。
絞りをお召になる時の疑問・不安にズバリお答えします
Q1) 結構高いんでしょう?
A.今回は絞りのメーカー「藤娘きぬたや」さんとの直接取引でお値段も特別にご協力いただきました。例えば無地の総絞りきもの(右の写真)がなんとお仕立て上げて23万円(税込)程度とびっく
りお買い得価格。問屋さんを通さず、中間マージンなしで実現したご奉仕品です。
Q2) 絞りのきものは太って見えるって聞くけど?
A.太って見える!というのは思い込みの可能性大!試着用の絞りのおきものをご用意しますので、ぜひお試しください。ご自身の着姿を鏡でご覧になれば、決して太って見えないとご納得いただけるはず。
Q3) フォーマルの席にはふさわしくないんでしょう?
A.絞りのきものはかしこまったお席に着て行けないというのは時代錯誤。皇室の方々も公式行事のお席で絞りの訪問着をお召しになっています。帯や小物のコーディネートでフォーマルにもカジュアルな装いにもなります。
会期中は、きぬたやさんから松屋営業担当の木原さんと、とっても着物美人の荒井さんのお2人が来場。スペシャリストが絞りの素晴らしさを伝授して下さいます。また、絞りに対するお悩みや、帯とのコーディネートなど素敵にお召頂けるアドバイスなど下さいますので、この機会に絞りのあれこれ質問しちゃいましょう♪
ご来場限定特典!!
ご予約・ご来店をされたお客様の限定特典
通常3,000円以上する「伝統工芸品有松絞り手ぬぐい」を何と特別価格1,000円(税込)でお分けします。
※おひとり様一枚限り、お好みの柄をお選びいただけます。