【きものエトセトラ】ゆかた編

お祭りや花火大会、楽しい場面で気軽に着られる「ゆかた」。

でも頭の中には疑問がいっぱいの人も多いはず。

スッキリ悩み解消方法をご紹介します。

ゆかたを着て行ける場所~T.P.O~

◎お祭り

◎花火大会

◎寄席

◎ビアガーデン

◎居酒屋

◎鎌倉でランチ

◎日影茶屋(葉山)

◎逗子マリーナ

◎葉山マリーナ  など

※お洋服だったら、Tシャツで行ける所までを目処にすればOKです。

※ホテル、高級感のあるレストランは避けたほうがベターです。

ゆかたで気をつけること、肌着の提案

~まずは「透けない」こと!~

自分では気がつきませんが、とくに後ろ姿。

ゆかたは生地が薄いので、下着の線がとても出やすいのです。

また着心地の点から見ても、汗を吸い取ってサラっと快適に過ごせるゆかた下着を着ることを強くお勧めします。

ワンピース式で、上半身部分がコットン、下半身部分は裾さばきが良いポリエステルのものが使いやすいですよ。

※ゆかた下着がない場合の代用品

えりぐりのあいたキャミソール&ペチコートでもOK!

※男性のゆかたの場合

綿のタンクトップでOK。下は、下着の線が出にくいトランクスがベター。

ブリーフだと、下着の線が出やすいのでご注意を。

歩きやすい下駄えらび

下駄で軽やかに出かけたはずが、帰りは皮がむけて血のにじむ足を引きずって辛い思いをした・・・なんて経験はありませんか?トホホ。

下駄選びで重要なのは、まずは鼻緒の裏が柔らかいものを選ぶこと。

ビニールだったり、細すぎる鼻緒は痛くなりやすいのです。

また、購入する前に自分の足に合っているか、両足で履いて確認を!

当日下駄をおろすのではなく、あらかじめ履きならしをしておくのも痛くならないようにするコツ。

それでも長時間履き続けるのが不安な方は、絆創膏を携帯するのを忘れずに。

鼻緒を足に合わせて調整してくれる専門店を選ぶのもポイントです。

ゆかたのお手入れ方法

綿100%のゆかたであれば、「自宅で手洗い」でOK。

洗面器に水(お湯は色落ちの原因になるのでNG)を張り、2~3滴の液体洗剤を入れ、手で優しく洗います。

すすぎはていねいに行い、脱水は30秒~1分程度。

あとはきものハンガーに掛けて縫い目に沿ってきもののシワをしっかりと伸ばします。

直射日光の当たらない風通しのよい場所に干すのが◎。

そして仕上げはアイロンで!

~アイロン掛けの注意点~

生地によっては、アイロンをかけるとテカリが出るものがあります。

その場合は当て布をしてテカリを防ぎましょう。

また、衿の部分はテカリ防止のため裏側からアイロンを掛けるとよいです。

※絞り素材、麻、綿/絹混合のゆかたは、専門店やクリーニング屋さんに出すと安心です。

最終更新日:2013年05月18日