拝啓 きものファンの皆様

寒さ厳しき折、いかがお過ごしでしょうか。その卓越した技にすっかり私が惚れこんでいる東京友禅作家 加納知之先生の作品展がまもなく松屋で開催されます。

先生は岡山県でオギャーと生まれて、10代で染色作家を志し上京。20代にして数々の作品展でたくさんの賞を獲得。その後、茶人・華人の誂えきものを手がけ、また著名人の装をプデュースするなどデザイン制作にも力を入れ、なんとお相撲さんの化粧まわしのデザイン制作もしているそんなすごい作家先生なんです。表面の「きつねの嫁入り」は、私から加納先生にお願いして染めていただいた名古屋帯のお太鼓柄!

先生の作品は、とても言葉では言い表せない魅力的なものばかり。ぜひご来店のうえ、その素晴らしさをじっくりご体感ください。先生が一番得意な「あなた様好みのお誂え染め」も超おすすめです。社員一同、心よりお待ちしております。 かしこ

うつくしきもの松屋 店長 近藤 典子

<作家紹介> 東京友禅作家 加納知之

1958年岡山生まれ。

18歳で上京し、染色の世界に入る。

24歳で「全国新人展」に初出品し入選。

茶人・華人向けの誂えを中心に創作活動を行

い、皇室の着物の制作も手掛ける。

横綱・白鵬をはじめ、化粧まわしのデザイン

制作も精力的に行っている。

「紋真綿色無地着尺」をはじめ、松屋オリジナ

ル作品も多数制作。

加納知之先生直伝

「魅力あふれるきものライフ」の楽しみ方のご提案

①季節の移ろいを感じながら、それぞれの四季を楽しむ。

②フォーマル・カジュアルの界をなくし、自らを輝かせる社交着として楽しむ。

③伝統やしきたりを大切にしながらも、ちょっとした遊び心を楽しむ。

④着る方の個性を主張する「オンリーワンーお誂え染」を楽しむ。

⑤新たに「ひとつ」足すことで生まれるワンランク上のおしゃれーコーディネートを楽しむ。

会期中、加納先生と過ごすひと時の中で、「きものが持つ奥深い魅力と可能性」を感じていただけましたら幸いです。この機会にちょっと小粋な「あなた様好みのお誂え染め」を是非ご体験ください。

最終更新日:2018年02月11日

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