樋口隆司先生が創作した『湘南 color <カラー>』は果たして何色でしょうか?  

温暖化の影響で、単衣(ひとえ)の着物が活躍する時期がだんだん長くなってきましたね~

そんな今の気候にピッタリの着物が、日本有数の着物産地・新潟県小千谷市で“縮屋”の6代目として活躍されている樋口 隆司先生が創る『湯揉み絹縮み』なのです!!

『湯揉み絹縮み』の着物は単衣の時期はもちろん、7~8月の盛夏の季節にもお召しいただけます(^O^)

その日の陽気に合わせて4月の下旬頃から10月中旬くらいまで、何と半年近くお召しいただける優れものです。

お客様方はもちろん、松屋スタッフも愛用している『湯揉み絹縮み』の着物ですが、今回は松屋女性スタッフが樋口先生にお願いして特別に制作していただいた、とってもおしゃれな『湘南カラー』をお披露目いたします♪

きっと皆様にも『素敵ね!』と言っていただける自信があります!!

果たして湘南カラーが何色に決まったのか、ぜひご覧になってください。           

湯揉み絹縮みとは

生地は細やかな“しぼ”があり、肌に触れる面積が少なく、また風を通す。

糸が細くしぼが細かく、着心地の良さはバツグンに良い。実用性とデザインの

良さを兼ね揃えた着物。麻の着物より軽い!という方もいらっしゃいます。

日本工芸会 正会員 

小千谷の縮屋六代目 樋口隆司先生

◇昭和23年 雪国小千谷生まれ。成蹊大学工学部卒。

◇小千谷の縮屋六代目。自然の美しさを織物で表現することをライフワークとし、ロマン溢れる感性と緻密な計算から生まれる作品は、独自の“おしゃれな世界”を創り上げている。

◇平成2年 第37回日本伝統工芸展に初入選。

◇平成3年 全日本新人染織展にて大賞を受賞。

◇平成16年 第51回日本伝統工芸展にて4回目の入選。日本工芸会正会員に認定される。

 (注:きもの染織作家はこの資格を得ることを生涯の目標としている)

◇平成16年の秋、新潟県中越地震で計り知れない被害を受けた小千谷地域。

「小千谷の織物が先陣を切って復興に道筋をつけ、

途方に暮れている地元の人たちに勇気と自信を与えたい。」当時組合の理事長だった樋口先生が自ら先頭に立ち、街の建て直しに真っ向から取り組む感動的な姿は、テレビや新聞など多くのマスコミに報道された。

◇平成27年 産業功労者 経済産業大臣賞受賞。第10回新潟県伝統工芸展 正会員の部 優賞。

◇平成29年 話題のエキシビション「KIMONO ROBOTO」に依頼され小千谷縮を出品。

◇平成30年 第65回日本伝統工芸展にて12回目の入選を果たす

最終更新日:2019年01月21日