朝晩の涼やかな風に、秋の気配を感じる季節になりました。松屋では恒例の新作発表会「秋の松美苑」が開催されます。おかげ様で今年で四回目を迎えることとなりました。今回は「彩り~いろどり~」をテーマに、松屋イチ押しの三人の染織アーティストが手掛けた新作きものや帯の数々を、松屋スタッフがとびっきりお洒落にコーディネートしてご提案致します。

きものに恋する三日間、どうぞ心ゆくまでお楽しみください。皆様のご来場をお待ちしております。

松美苑を彩る三人のアーティスト

東京友禅作家 加納知之

日本橋・人形町にアトリエを構える東京友禅作家の第一人者 加納知之先生は、「紋真綿色無地着尺」を始め松屋オリジナル作品を多数制作され、松美苑の常連作家でもいらっしゃいます。

近年は横綱・白鵬の化粧まわしをはじめ、関取衆の着物のデザイン制作など多岐に渡り活躍されています。今回はアトリエ設立十五周年を記念して、加納先生のこれまでの作品の集大成と言うべき新作の数々をご覧いただきます。

<出展作品>訪問着・付下げ・小紋・染め袋帯・染め名古屋帯

京都西陣帯工房「紫絋しこう」三代目 野中淳史

「源氏物語錦織絵巻」四巻を西陣織での再現に情熱を懸けた伝説の織匠 山口伊太郎氏を祖父に持ち、祖父から受け継いだ伝統的な西陣織の技を駆使して、イギリス人デザイナー「ウィリアム・モリス」の唐草などの草花の柄を中心にシリーズを制作しました。西陣織で表現された、繊細で美しく彩られた草花の数々を心ゆくまでお楽しみください。

<出展作品>袋帯・九寸名古屋帯

本場大島紬「一貫工房一矢」 藤後一矢

本場大島紬独特の緻密な絣模様に魅せられ、若くして「一矢ブランド」を立ち上げこの道四十年。独創的な大島紬のデザインをライフワークとしている藤後一矢氏。永年に渡り、松屋の大島紬ファンを盛り上げて下さっています。今回は「白大島」をクローズアップ!センス溢れる新しい「白大島」のコーディネートをお楽しみ下さい。

<出展作品>本場大島紬・着尺(白泥染・泥染) ・訪問着

『第四回 秋の松美苑』のご来場予約および特典ご予約については

店頭または、フリーダイヤル0120-073-529までお問い合わせください

最終更新日:2015年09月14日

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