「女の正月 」 ~日影茶屋~ レポート

平成27年1月23日(金)に、日影茶屋 大広間に於いて「女のお正月」が開催されました。

その昔、女性達は年末のおせち料理の準備から、年始の親戚や年賀の挨拶客の接待で正月も休めないことから、小正月と言われる1/15前後を女性の休息日とし、ゆっくり一息ついてもらおうという「女正月」という風習がありました。現在でも、地方によっては男性が家事一切を行う風習が残っているところもあるようです。

当日は年末年始にお忙しかった皆様に、湘南随一の老舗料亭「日影茶屋」のお正月特製の会席料理と新春にふさわしい琵琶と尺八の合奏で、ゆったりと女正月をお楽しみいただきました。

女の正月にお集まり頂いた皆様

お正月にふさわしく、華やかな中にも凛とした気品のある装いでお出掛けくださいました。

日本のお正月は、やはり「きもの」が似合いますね。

社長の挨拶で開宴

会長の乾杯の音頭。

日影茶屋の特製会席に舌鼓。目でも楽しめます。

お隣りなった方とも思わず会話が弾みます。

心に染み入る邦楽の調べ <百夜月 ももよづき>

会食後は、琵琶と尺八によるユニット「百夜月~ももよづき」によるライブが開催されました。古典の楽曲からオリジナル曲まで、幅広い演奏で活躍する邦楽界の若手実力派のお2人。優雅さのなかにも力強さを感じさせる日本古来の音色に魅了され、皆様熱心に耳を傾けておられました。

琵琶/  榎本 百香(えのもと ももか)

尺八 / 川俣夜山(かわまた やざん)

尺八、琵琶それぞれの特徴や音色を詳しく説明して下さり、古典楽器が身近に感じられました。

毎年ご好評の松屋恒例「女の正月」。三百年の歴史を誇り、県の文化財に指定されている日影茶屋の大広間での特製会席料理と雅楽。新春にふさわしい優雅な「女の正月」となりました。ご参加頂いた皆様からも、「お天気にも恵まれ、ゆったりと楽しいひとときを過ごす事が出来ました」とのお声を頂きました。私達も皆様の素晴らしいお着物姿を拝見する事ができ、素敵なひと時となりました。今年もたくさん着物でお出掛けして頂けます様、楽しい企画をお届けして行きたいと思っております。

ご臨席頂きました皆様、ありがとうございました!!

最終更新日:2015年01月29日

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